妊娠糖尿病の原因とリスク|広島県福山市の整骨院・整体院なら寺岡はりきゅう接骨院

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妊娠糖尿病の原因とリスク


・妊娠糖尿病の原因

妊娠すると血糖値が上がりやすくなるのが大きな原因です。


胎児はブドウ糖をエネルギーにして成長するので、母親の体は胎児にブドウ糖を優先的に与えるように変化していきます。


食物から取りいれたブドウ糖は膵臓から分泌されるインシュリンというホルモンが作用して、体に取り込まれ、エネルギーになるのですが、妊娠するとインシュリン
の働きを抑えるホルモンが胎盤から分泌され、ブドウ糖は取り込まれなくなるため、胎盤を通し、胎児へ流れていくしくみです。


妊娠中は血中のブドウ糖が分解されにくくなるため、甘いものを多く食べると、血糖値が急増してしまいます。

また、インシュリンを抑えるホルモンが過剰に分泌されるため、ブドウ糖をさらに分解しにくくなる、とも言われています。

・妊娠糖尿病のリスク

実は妊娠糖尿病の自覚症状はほとんどありません。

►のどが渇きやすかったり
►トイレが近くなる

など妊娠にともなう症状と似通っているので、見分けることは困難です。

ただ、自覚症状はなくても、母体や胎児に悪影響を及ぼすことは、知っておかなくてはなりません。

もし悪化すると、妊娠高血圧症候群や流産、早産の確立が高まったり、赤ちゃんの発育不全や胎児機能不全を引き起こすこともあるのです。


先天性の奇形や、高ビリルビン血症になることもあります。


また、赤ちゃんが育ちすぎて、難産になったり、新生児低血糖を起こすリスクもあります。


自覚症状がないからと安心せずに、早期発見・早期治療を心がけてください。

妊娠糖尿病の調べ方

妊婦健診の際、血糖値を測定しますが、初期の段階で血糖値が100㎎/dl以上あれば要注意です。

さらに75gOGGTと呼ばれる検査によって、糖分摂取後の血糖値の変化をみていきます。

75gOGTTで、以下の3つのうち1つでも当てはまったら、妊娠糖尿病と診断されます。

もしも、その数値を大きく超える値がでたら、「妊娠時に診断された明らかな糖尿病」になります。

①空腹時血糖値≧92mg/dl

②1時間値≧180mg/dl

③2時間値≧153mg/dl


また、初期に血糖値が正常だったとしても、中期・後期はインシュリンの働きがさらに弱まるので、注意する必要があります。

マタニテイ期はいろんなリスクを抱えながら過ごさなければなりませんが、その先の「安産」という目標に向かい、骨盤矯正妊婦整体を利用しながら、快適に生活したいものです。