産後のからだに影響があるホルモン|広島県福山市の整骨院・整体院なら寺岡はりきゅう接骨院

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産後のからだに影響があるホルモン

産後は急激なホルモンバランスの変化がいろいろな形でからだに影響を及ぼします。

ホルモンによるカラダの変化
・エストロゲン(卵胞ホルモン) 妊娠中は子宮を大きくする役割を担っているのですが、胎盤が完成すると、そこから分泌し、出産までは増加し育毛作用があるのですが、産後は激減して、抜け毛の原因になったりします。
・プロラクチン 脳の下垂体前葉から分泌されます。
母乳を作る作用があり、妊娠中はエストロゲンによって、抑制されています。
産後、授乳期になると、赤ちゃんがおっぱいに吸い付くことで刺激され、それによって母乳が作られます。
授乳中は生理の再開を遅らせます。
・プロゲストロン 胎盤を作るはたらきがありますが、妊娠中は増えると、シミが濃くなるが産後は徐々に薄れてきます。
また、一般的に、赤ちゃんの吸引からおっぱいを守ろうとして、乳輪は大きく、黒くなります。(卒乳後は元に戻る)
妊娠前のからだに戻ろうとする途中、ホルモンバランスが安定しないため、睡眠不足やストレスも大いに関係しますが、肌がカサカサしたり、かゆみや湿疹がでたりします。

このように、産後はホルモンバランスの変化により、からだに様々な影響が出ることが多いのです。
しかし、ちゃんと休養をとることで回復します。

産後の肥立とは・・・?

妊娠で大きく変わったからだが、妊娠前のからだに戻ることをいいます。これには、

  • 子宮が元の大きさに戻る。その時におこる後陣痛
  • 傷付いた産道や子宮からの出血や分泌物である悪露
これらを経過して、回復します。その期間(6~8週間)を産褥期と言います。

産後の肥立ちが悪いというのは・・・?

  • 産褥熱・・・・・・子宮や産道の傷からの細菌感染が元で、高熱が続く。
  • 子宮復古不全・・・妊娠中にふくらんだ子宮が、なかなか収縮しないため、悪露が続く。
  • 乳腺炎・・・・・・母乳が乳腺に溜まり、炎症や細菌感染を起こす
などのことをいいます。

妊娠、出産は本当に大変です。産んだらオシマイではありません。
でも、正しく、産後の骨盤矯正をすることで、これらの回復を助けることが可能です。
産後はなるべく、早く、骨盤矯正を受けることをお勧めします。