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変形性膝関節症による膝の痛み
変形性膝関節症をご存知ですか?
変形性膝関節症とは加齢に伴い増加する、膝痛の原因としては最も多いとされる症状です。あまりにも痛みが強くなると、関節が変形し、最終的には手術が必要となります。
しかし、手術をしたからといって、必ずしも痛みがなくなるとは限りません。
手術によって変形はキレイに治っても、痛みがむしろ強くなったり、全然変わらない、という例も少なくありません。
手術の後のリハビリも大変で、痛いからと言って、さぼってしまっては、生活の質(QOL)も上がらず、せっかく色んなリスクを負いながら手術をしても、その意味がなくなります。
もちろん、手術しなければどうしようもない症例もあるし、手術によって 痛みのない生活を取り返した患者さんもいます。
まあ、手術にはやってみなければわからない、という側面があるのは、変形性膝関節症に限りません。
変形性膝関節症はどんな病気?
若い時は何ともなくても、年齢を重ねると、日常生活で膝には大きな負担がかかっています。特に、立ったり座ったりの動作が多い人や、膝に負担がかかるスポーツを長年やってきた人は「関節軟骨」や「半月板」などのいわゆる「軟骨」が硬くなり、変形し、すり減るようになります。すると、階段昇降や、椅子から立ち上がる際などに、痛みを感じるようになります。
これがいわゆる「変形性膝関節症」といわれるものです。
極論をいえば、膝に限りませんが、いくら変形していても痛みがなければいいですよね?
見た目、きれいな膝でも、痛みで寝れない、動けない、歩けない、よりはいいのではないでしょうか。
そう考えると、変形をどうにかしようと頑張るよりも、痛みを少しでも和らげる方が理にかなっているように思えます。
膝は変形することで関節の破壊(壊れてしまう)ことを避け、変形することで、機能をギリギリ保っている、とも考えられます。
太ることで身体にかかる負担は?
膝の痛い人にとっては絶対に避けたいことがあります。それは太ることです。
実に2リットルのペットボトル3本分の負担が大事な膝には余分にかかることになります。ただでさえ、軟骨がすり減るなどの変化が生じている時に、多大な負担がこれだけ増えてしまうと、痛みが増し、動くのがおっくうになってしまいます。
動かなくなれば、膝を支える筋肉が弱くなり、さらに動けなくなります。つまり、少しでもご自分の体重を減らすことが膝の痛みを和らげることにつながるのです。できれば、それと同時に膝を支える筋肉を鍛えると、さらなる効果が期待できますね。
寺岡はりきゅう接骨院からのメッセージ
膝が実際に痛いのに運動とか鍛えるとか、そんなことは無理・・・と思われる方もいますね。そんな時は、膝周りの筋肉の活性化を図ったり、膝の関節の軸をそろえる治療が必要になります。
福山市の寺岡鍼灸接骨院にご相談ください。