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頸椎ねんざ(むちうち)
頸椎ねんざ(むちうち)は交通事故や格闘技などのスポーツで首の骨に強い衝撃を受けた時に起こります。
重症ではしびれたり、麻痺にもいたる厄介なケガです。
むちうちは軽いものならば安静にするだけで、良くなります。(あくまで、本当に軽い場合です)
頸椎ねんざ(むちうち)で一番多い原因は??
交通事故です。後ろから追突されたり、正面衝突でも起こります。
自分の乗っている車が後ろから追突されるパターンが多いですが、この場合、首が後ろにのけぞるようにそり、次に前にガクンと振られます。
この時の強い衝撃で首をねんざし、痛みが起こります。
むちうちは頸椎ねんざの一つであり、骨、靭帯、椎間板などに異常がなく神経症状もないもの とされていますが、実際は靭帯などに小さな傷はついています。
しかし、はっきりと損傷が見られた場合は「頸椎脱臼」「頸椎骨折」など別々の傷病名になります。
むち打ち症の主な症状
首の痛みです。 少しの動きでも痛みがある時は、病院ならば 普通は頸椎カラーで振動を防ぎ、鎮痛剤の処方がされて、2~3週間の安静が指示されます。それでめでたく治癒すればいいのですが、よっぽど軽い場合を除けば、そのあとも痛みが続いたり、手にしびれがでたり、感覚の麻痺などの神経症状が出てくることが多いのです。
そうなると精密検査が必要になります。
その精密検査を受けても特に異常がない場合は、精神的なもの、事故の恐怖によるトラウマ などと診断され、要するに「気のせいでしょう」下手すると「仮病」(詐病)などと疑われることもあります。
こうなると、悲劇で、実際に痛みがあるのに異常がないと言われた患者さん本人は「自分がおかしいのではないか」「だれも信じてくれない」などと人間不信に陥ってしまいます。
でも、安心してください。
MRIやレントゲンに写らない様な微小なゆがみやズレは必ずあります。
それを探し出して治癒に導くのが我々、柔道整復師の仕事です。
しかし、我々にも手に負えないものもあります。
「頸椎の脱臼」や「骨折」「脊髄損傷」などです。
これらが起こるのは大きな事故の時です。
すぐに救急車を呼んでなるべく大きな病院へ搬送されなくてはいけません。
特に第一頸椎や第二頸椎の骨折では呼吸困難や呼吸停止など非常に危険な状態になります。
また、子供のころに首のケガをした、とか元々脊柱管が狭いなどの変形がある人などは、むちうち損傷を受けたことで、それらの古傷が悪化して痛みやしびれが出てくるという事もあります。
むちうちに限らず、外傷というものは意外と難しい面があるのです。
中には同じ場所を何回も痛めた、という事も長い人生ではよくあることです。
なので、その場合は、幾重にも重なった悪い場所が順番に違った症状を表すということもよくあります。
そのような古い損傷は検査をしてもわからないことがあります。
福山市の寺岡鍼灸接骨院から皆さまへ
当院では、できる限りの視診・問診・運動学的検査・神経学的検査により痛みやしびれの原因を探り出し、なるべく早期に症状を改善に導くよう施術しております。ご相談は随時受け付けておりますので、手遅れにならないように、示談になる前にお気軽にお問い合わせください。
※整形外科との併用も可能です
交通事故治療についてはこちらをご覧ください。