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歩いてひざの痛みを治す
「歩いてひざの痛みを治しましょう」
とひざの痛む患者さんに言うと、たいがい
「無理です、そんなことをしたら余計にひざが痛くなってしまいます、歩くのが痛いから治療にきているんです」
と反発されます。
それはそうでしょう。
今まで散々にお医者さんや周りの人から
「できるだけ安静にしましょう」
「じっとしていてね」
と言われ続けてきているのですから。
「もし、無理して歩いたら寝たきりになりますよ」
と言われた人もいます。
でも、これ矛盾していませんか?
動かないことが寝たきりに近くなることになりませんか?
安静にすればするだけ、足腰が弱り、そのうち内臓も悪くなり、今度は脳も認知機能が低下し、最後は心臓をわるくしてご臨終
というパターンをよく見ませんか?
人間(動物)はその名の通り 動くことで生命を保つのです。
動かないことは「死」を意味します。
これは決して大げさな話ではなく、
「廃用症候群」はリハビリの世界ではあたりまえの話です。
安静にするのは、命にかかわるような病気になった時と、あの世に行くときだけで良いのです。
ひざに限りませんが 関節には軟骨という組織があり、クッションの役割をしていますが、血管がありません。
なので、そのままでは栄養が入ってこないので、関節の中の関節液から栄養をもらうのです。
しかし、じっと寝ていてもその関節液が軟骨にはしみこまないのです。
体重をかけて動かすことでそれが可能になります。
正座をして立ち上がる時もジワーとしみこみます。
動かしてあげることがひざ 軟骨にとって何より大事なのです。
関節の土台になる骨も負荷をかけないとどんどん萎縮し、骨粗鬆症になってしまうことがわかっています。
宇宙飛行士が宇宙の無重力空間にいると骨粗鬆症になり、地球にもどったとき、歩くのにも困るというのは有名な話です。
そのため、宇宙飛行士は宇宙で激しいトレーニングをして、少しでも骨が痩せるのを防ぐのです。
もちろん、この理は骨 軟骨ばかりではなく、筋肉、内臓、皮膚 というかあらゆる細胞にもあてはまります。
ひざの治療のために歩くといっても、ひざが痛いのに無理して歩く訓練をするわけではありません。
痛くなく歩ける方法で歩いてください。
歩幅やスピードは気にせず5分から始めてください。最終的に40分が目標です。
ゆっくりから始めて、段々、歩幅を広くしていきます。
スピードも少しずつひろげてください。
ジョギングシューズか最近ではウオーキングシューズがよいでしょう。
ヒールやスリッパ・つっかけはだめです。
肘を曲げて腕を振ります。
親指を握りこまないでください(心臓を悪くする可能性があります)
足が外向きや内向きにならないように、線路の上を歩くようにまっすぐ歩く(これが結構難しい)
大体、O脚の人が多いのでつま先が外向きの人が多いのですが、これを修正して体重をかけることでひざの関節に平均に体重がかかる。
もしもゆっくり歩くのも痛むときは食卓テーブルなどに両手をついて前かがみの姿勢で足踏みをする。
一回につき100回を目安にしてください。
それを一日に5,6回できるようになったらまた、外を歩いてください。
これも40分連続歩行を目標にします。
中等度でのべた食卓テーブルよりひざにかかる負荷が減り、痛まずにできます。
これが5~6回できるようになったら食卓テーブルでの足踏み
それが出来たら
家中で歩く⇒外を歩く。
という順番です。
もし、痛みが増したら、逆のプロセスをたどります。
これらの3つの方法すべてで後に是非実行してほしいことがあります。
それはアイシング(氷で患部を冷やす)です。
関節の破壊は唯一、熱で起こります。
ですから、熱を取り除くことがひざの変形と痛みを防ぐことになります。
そのためには、患部を直接氷で冷却します。
必ず氷で冷やします。(体は水でできていますから水には水で対処するのが理にかなっています。)
冷蔵庫から取り出した氷は霜がついており、そのまま肌にあてると凍傷を起こします)
20分くらい(氷が溶けるまで)できれば1日3回位。
とにかく、
寝るよりも⇒体を起こす⇒座る⇒座るより立つ⇒座るよりも歩く
という具合に、重力に逆らって生活をするという事が大切になります。
福山市の寺岡はりきゅう接骨院ではひざの痛みの治療や、そのための生活指導を随時行っておりますので、お気軽にご相談ください。
とひざの痛む患者さんに言うと、たいがい
「無理です、そんなことをしたら余計にひざが痛くなってしまいます、歩くのが痛いから治療にきているんです」
と反発されます。
それはそうでしょう。
今まで散々にお医者さんや周りの人から
「できるだけ安静にしましょう」
「じっとしていてね」
と言われ続けてきているのですから。
「もし、無理して歩いたら寝たきりになりますよ」
と言われた人もいます。
でも、これ矛盾していませんか?
動かないことが寝たきりに近くなることになりませんか?
安静にすればするだけ、足腰が弱り、そのうち内臓も悪くなり、今度は脳も認知機能が低下し、最後は心臓をわるくしてご臨終
というパターンをよく見ませんか?
人間(動物)はその名の通り 動くことで生命を保つのです。
動かないことは「死」を意味します。
これは決して大げさな話ではなく、
「廃用症候群」を知っていますか??
動かないことによってさまざまな障害が併発する「廃用症候群」はリハビリの世界ではあたりまえの話です。
安静にするのは、命にかかわるような病気になった時と、あの世に行くときだけで良いのです。
ひざに限りませんが 関節には軟骨という組織があり、クッションの役割をしていますが、血管がありません。
なので、そのままでは栄養が入ってこないので、関節の中の関節液から栄養をもらうのです。
しかし、じっと寝ていてもその関節液が軟骨にはしみこまないのです。
体重をかけて動かすことでそれが可能になります。
正座をして立ち上がる時もジワーとしみこみます。
動かしてあげることがひざ 軟骨にとって何より大事なのです。
関節の土台になる骨も負荷をかけないとどんどん萎縮し、骨粗鬆症になってしまうことがわかっています。
宇宙飛行士が宇宙の無重力空間にいると骨粗鬆症になり、地球にもどったとき、歩くのにも困るというのは有名な話です。
そのため、宇宙飛行士は宇宙で激しいトレーニングをして、少しでも骨が痩せるのを防ぐのです。
もちろん、この理は骨 軟骨ばかりではなく、筋肉、内臓、皮膚 というかあらゆる細胞にもあてはまります。
ひざの治療のために歩くといっても、ひざが痛いのに無理して歩く訓練をするわけではありません。
痛みが軽度の場合(歩き始めは痛むが、スターティングペインといいます、段々痛くなくなる人)
杖や手押し車が必要な人はそれを使ってください。痛くなく歩ける方法で歩いてください。
歩幅やスピードは気にせず5分から始めてください。最終的に40分が目標です。
ゆっくりから始めて、段々、歩幅を広くしていきます。
スピードも少しずつひろげてください。
ジョギングシューズか最近ではウオーキングシューズがよいでしょう。
ヒールやスリッパ・つっかけはだめです。
肘を曲げて腕を振ります。
親指を握りこまないでください(心臓を悪くする可能性があります)
痛みが中等度(正座やしゃがむことが痛くて無理だが平地ならまあまあ大丈夫 階段は痛む)
外を歩くのが可能ならばゆっくりでもいいので歩く。足が外向きや内向きにならないように、線路の上を歩くようにまっすぐ歩く(これが結構難しい)
大体、O脚の人が多いのでつま先が外向きの人が多いのですが、これを修正して体重をかけることでひざの関節に平均に体重がかかる。
もしもゆっくり歩くのも痛むときは食卓テーブルなどに両手をついて前かがみの姿勢で足踏みをする。
一回につき100回を目安にしてください。
それを一日に5,6回できるようになったらまた、外を歩いてください。
これも40分連続歩行を目標にします。
痛みが重度の人(平地であっても歩くと痛むし、多くの場合O脚)
椅子の座面両手をついて10回足踏みする。中等度でのべた食卓テーブルよりひざにかかる負荷が減り、痛まずにできます。
これが5~6回できるようになったら食卓テーブルでの足踏み
それが出来たら
家中で歩く⇒外を歩く。
という順番です。
もし、痛みが増したら、逆のプロセスをたどります。
これらの3つの方法すべてで後に是非実行してほしいことがあります。
それはアイシング(氷で患部を冷やす)です。
関節の破壊は唯一、熱で起こります。
ですから、熱を取り除くことがひざの変形と痛みを防ぐことになります。
そのためには、患部を直接氷で冷却します。
必ず氷で冷やします。(体は水でできていますから水には水で対処するのが理にかなっています。)
冷蔵庫から取り出した氷は霜がついており、そのまま肌にあてると凍傷を起こします)
20分くらい(氷が溶けるまで)できれば1日3回位。
とにかく、
寝るよりも⇒体を起こす⇒座る⇒座るより立つ⇒座るよりも歩く
という具合に、重力に逆らって生活をするという事が大切になります。
福山市の寺岡はりきゅう接骨院ではひざの痛みの治療や、そのための生活指導を随時行っておりますので、お気軽にご相談ください。