産後に太るママが多い|広島県福山市の整骨院・整体院なら寺岡はりきゅう接骨院

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産後に太るママが多い

産後に太るママが多くて 困っておられます。

その主な原因は骨盤がちゃんと閉じないことです。

決して、摂取カロリーだけの問題ではありません。
(妊娠中の食欲が変わらない、母乳をあげているとお腹がすく、食べづわりのくせが直らない、などはもちろんありますが)

骨盤の開き具合によって、太ったり、やせたり、というのはよくあることです。

なぜ骨盤が開くの?どうすればいいの?

欧米人と比べて骨盤が小さい日本人の場合、出産のときはかなり無理をして骨盤を拡げます。

そうしないと赤ちゃんの体が出てきませんから、かなり骨盤とその周りの靭帯や筋肉を傷めつけるわけです。

産後は一か月ぐらいは安静にして、じっとしておくのが正しい養生であって、すぐに起き上がって、シャワーをあび
たり、ご馳走を食べたり、という刺激はよくありません。

昔はそういうふうに安静にして、代わりに母親や身内の方がお世話をしてくれたものですが、最近では周りの家族も仕事が忙しくて、面倒を見てもらえないという事が多いようです。

そのため、開いた骨盤がもとに戻りにくく、拡がったままで固まっていく人が増えてきました。

それは主に下半身に脂肪がたまる原因になり、骨盤腔内の内臓(子宮、卵巣、膀胱、胃腸など)の不調をもたらします。

骨盤の戻りが悪いという事は子宮の回復(子宮復古)も遅いことになります。

これは、その後の長い人生において、大きな影響があると思われます。

致し方ない面もあるかと思われますが、産後まだ早いうちに、上の子を抱えて、家事や育児を頑張るというのは、決して褒められたことではありません。

しっかりと、産後に休養を取って骨盤がそろうと、おっぱいの出もよくなり、栄養価の高い乳が出ますから、赤ちゃんも、良く太り、夜泣きも少ないのです。

産後の過ごし方

産後一か月以内のまだ骨盤がちゃんと戻らない状態で起き上がって活動すると、左右がそろわないバランスの悪い骨盤のまま固定されることになるため、産後の不調が出てきます。

代表的なところでは、腰痛、恥骨痛、尿もれ、不正出血、不妊、生理不順、生理痛、などでしょうか。

そして赤ちゃんにとっても、産後の環境は大事です。

生まれ落ちるまではお母さんのおなかの中という静かで暗いところで育ってきたわけですから、出産自体がものすごいストレスにさらされるわけです。

ですから、まだ外界に慣れないうちに知らない人に抱かれたり、大きな声で騒がれたりすりことは赤ちゃんにとっては刺激が強すぎるわけです。

なるべく、母子ともに静かな環境で過ごすのがベストと言えましょう。

産後の骨盤矯正

産後の過ごし方で、太ったり、体調が悪くなったりという事は充分起こり得て、それは骨盤の戻りやゆがみによっても左右されるという事になります。

さまざまな原因によって、自然な骨盤の戻りが期待できない現代では、正しい骨盤矯正を受ける必要があります。

正しい、産後の骨盤矯正を受けることによって、産後に安静が保てず、骨盤が戻らずに体調が悪いママさんでも健康体になり、楽しい育児をすることが出来ます。

そして、必要以上に太ることなく、さらに、次の妊娠や出産に備えることが出来ます。

現代においては産後の骨盤矯正は必ず行うべきです。

出産するごとに、骨盤をリセットするのが、産後ママの健康や美容面においても非常に大切なことと言えるでしょう。