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運動不足で腰痛
日本では腰痛に悩む人は年々増加しています。
中高年以外でも多くの人が腰痛を経験しています。
なぜ腰痛に悩む人が多いのでしょうか？
それは、人が二本足で歩くことが大きく関係します。
サル（類人猿）から人へと進化するときに、ヒトは四足歩行から、二足歩行になっていきました。
二足歩行になったおかげで、ヒトは両手を好きなように使えるようになりました。
それはメリットでもありますが、頭から胴体の重みが腰にかかるというデメリットが生まれました。
そのため、腰にはどうしても大きな負担がかかるようになったのです。
腰痛は二足歩行するヒトには宿命と言えそうです。
なぜ最近、日本人に腰痛が増えているか？
一番大きな原因は運動不足でしょう。
昔と比べ、交通機関の発達により、歩く距離が圧倒的に少ないので、腰を支える大殿筋や腸腰筋などの腹筋が減ってしまいました。
それに比べて、栄養状態が良いため、身長や体重は増加しています。
筋肉量や筋力は減っているのに、腰への負担は増加しているので、腰痛に悩む人は増えているのです。
腰は文字通り「体の要」と言われます。
立ちすわり、歩くこと、走る、座るなど、生活動作のすべてが腰に関係しています。
ですから、腰に少しの痛みでもあると、とても憂鬱になりますね。
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