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ムチウチの後遺症にはどんなものがあるか
交通事故によるムチウチ損傷は、首の筋肉や靭帯に起因する痛みや機能障害を引き起こす可能性があります。
これらの後遺症は個人によって異なり、以下に詳しく説明します。
まず、痛みが最も一般的な症状です。
事故後、首の痛みやこりが生じることがあります。
この痛みは、首の筋肉や靭帯の炎症や緊張によるものです。
痛みはしばしば首を動かす際に悪化し、頭痛や肩こりといった症状をもたらすことがあります。
事故直後は痛みをあまり感じないこともあるのですが要注意です。
数時間後、数日後に首周辺の痛み 頭痛 全身あるいは上半身の倦怠感を感じることがよくあります。
なので安易に大丈夫などとは言わないほうが無難です。
また、筋力や可動域の制限も後遺症の一つです。
ムチウチ損傷により、首の筋肉が弱まったり、動かしにくくなることがあります。
これにより、頭が正常に動かせない、首を回すことができない、あるいは首を前後に傾けることが難しいといった制限が生じます。
感覚の異常も後遺症の一つです。
ムチウチ損傷により、首周辺の神経が圧迫されたり、損傷を受けたりすることがあります。
この結果、痺れやピリピリ感、チクチク感、あるいはしびれや温度感覚の変化が生じることがあります。
特にシビレなどの感覚異常はひどい場合は握力低下や指先の動きにまで影響します。
さらに、注意力や認知機能の低下も後遺症として現れることがあります。
ムチウチ損傷により、脳にダメージを受けることがあります。これにより、集中力の低下、記憶力の減退、情報処理の遅れなどが生じる可能性があります。
最後に、精神的な症状も後遺症の一つです。
事故によるトラウマやストレスが、うつ症状や不安感、睡眠障害などの心理的な問題を引き起こすことがあります。
これらの症状は、身体的な痛みと相まって、日常生活に大きな影響を与えることがあります。
ムチウチ損傷による後遺症は、個人によって異なるため、症状や重症度は様々です。
最近の傾向として 車の壊れ度合いによって保険会社が治療期間(大体何日ぐらいで治癒あるいは症状固定するだろう)を決めつけてくることが多いです。
しかし 被害者のその時の体勢、男女の別 骨格筋のさなどにより 同じ事故でも全く変わってきます。
例えば同じ車に80歳の痩せた老婆とプロレスラーが同乗していたらケガの度合いや回復時間は同じでしょうか?
全く違ったものになるはずです。
それと同じことがムチウチの治療にも言えます。
誰もかれもレントゲン検査に異常がないからと言って同じ治療をしていいはずがありません。
そこは状態をみきわめて微妙なさじ加減が必要と言えるでしょう。
治療は、症状の軽減と機能の回復を促すことを目的としています。
つらい後遺障害を残さないためにも福山市の寺岡はりきゅう接骨院にご相談ください。