ニュース&ブログ
大腿骨頸部骨折
骨折と不全骨折について
骨は、外部からある一定以上の力が加わると、折れたり(骨折)、ヒビが入ったりします(不全骨折)。高齢者が寝たきりになってしまうきっかけとして大腿骨頸部骨折があります。
大腿骨頸部はまたの付け根にあたります。
高齢者は一般的に骨がもろくなります。さらに、筋力の低下や視力、判断力の低下もあって転倒しやすくなります。
高齢者が転倒したらまず大腿骨頸部骨折を疑います。この骨折は70~80歳代で非常に多く発生します。
大腿骨頸部骨折が疑われる症状
① 横向きに転倒した② 歩けなくなる
③ 痛めた足に体重をかけたら股関節や太ももに痛みを感じる
④ あぐらをかいて股関節をよじると痛い
⑤ 折れたところに熱感や腫れがある
⑥ 顔面蒼白
⑦ 冷や汗が出る
骨折の予防法
① カルシウムを十分に摂る(日本人は乳製品より魚介類がおすすめ)② できるだけバランスの取れた食事を心がける
③ 普段からよく歩いて足腰を鍛える(一番大事です)
④ 転倒防止のため、よろけやすい人は外出時に杖や歩行器を使う