ニュース&ブログ
腰痛と骨盤のゆがみの関連性
腰痛と骨盤のゆがみは密接に関連しており、骨盤の位置や姿勢の乱れが腰痛の原因となることが多いと言われています。骨盤は、人体の中心となる重要な部位であり、脊椎や下半身のバランスを保つ役割を担っています。そのため、骨盤のゆがみが腰痛を引き起こすメカニズムについて、臨床的な観点から分析してみましょう。
まず、骨盤のゆがみが腰痛を引き起こす主な理由の一つとして、骨盤の位置の不均衡が挙げられます。正常な骨盤の位置は、脊椎と骨盤の連結である仙腸関節(仙腸部)を中心にして左右対称に保たれています。しかし、姿勢の悪さや運動不足、筋力のバランスの乱れなどによって、骨盤が前傾、後傾、片側に傾いたり歪んだりすることがあります。このような骨盤のゆがみは、脊椎や周囲の筋肉、靭帯などに過度な負担をかけ、腰痛を引き起こす可能性があります。
また、骨盤のゆがみが腰痛を引き起こす別のメカニズムとして、神経や血管への影響が挙げられます。骨盤の位置が変化することで、脊椎や仙腸関節周辺の神経や血管が圧迫されたり牽引されたりすることがあります。これにより、神経の伝達や血液の循環が悪化し、腰痛や下肢の痺れ、冷えなどの症状が現れることがあります。
さらに、骨盤のゆがみが腰痛に与える影響は、姿勢や動作の制限にも現れます。骨盤のゆがみによって、腰椎や仙腸関節の動きが制限されたり、周囲の筋肉のバランスが崩れたりすることがあります。これにより、正しい姿勢を保つことが難しくなり、腰部や骨盤周辺の筋肉や靭帯に過度の負担がかかり、腰痛が慢性化する可能性が高まります。
以上のように、骨盤のゆがみが腰痛を引き起こすメカニズムは複雑であり、個々の症例によって異なる場合があります。臨床的な観点からは、骨盤の位置や姿勢の評価、神経や血管の状態の検査、筋肉や関節の動作の評価などを行い、症状の原因を特定し、適切な治療法を選択することが重要です。腰痛や骨盤のゆがみに悩む患者さんに対しては、総合的なアプローチで症状の改善を目指し、再発を防ぐための適切なケアを提供することが求められます。
福山市の寺岡はりきゅう接骨院では骨盤矯正によって腰痛の原因を取り除き 再発の可能性も最小限に抑える技術を提供しています。
もしも長く腰痛でお困りでしたら一度ご相談ください。