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腰痛検査にレントゲン,MRI,CTは必要か?
腰痛の検査で病院の外来へ行くと、まずレントゲン検査をします。
そのほか、CT検査やMRI検査などもあります。
しかしこれらの画像診断は診察の必須項目ではなく、あくまで最終的な病状把握のために必要に応じてするものです。
腰痛検査のリスク
レントゲン検査は、X線撮影で写真を撮ります。手軽に行われるので便利ですが、軟骨以外の硬い骨についてしか診れません。
またレントゲン検査には、X線による被爆のリスクがあります。
CT検査は、X線とコンピューターを利用し、体を輪切りにした画像を作れます。
三次元の立体画像が見れますから骨の形態を観察できるのですが、これもX線被爆のリスクがあります。
MRI検査は、超伝導で体の組織を影絵のようにして調べるので、軟骨や靭帯、筋肉、神経などの正確な情報が得られます。
超伝導で調べるため、被爆の心配はないのですが、CT検査よりも骨の情報を得にくいのが難点です。
日本では、経営上これらの検査が必要なため煩雑に行われます。患者側も喜んで受け、その結果に納得する傾向があります。
しかしながら、前述のように、被爆するため、癌のリスクは高くなるでしょう。
そして、今は異常がないけど、半年後はどうだろうか?とストレスを抱えて生活することになります。
加えて、画像に異常がないのに腰痛がある人が圧倒的に多く、
一年に何回もまじめに?検査を受ける人もいますが、本当に必要なのか疑問です。
これらの検査は全て静止画像であり、動物として動いているときのものではありません。
腰痛の検査で、もっと必要なのは、動的な検査や神経学的検査、触診、視診、過去の外傷歴等を詳しく聞き取る問診などですが、
残念な事に、最近では「画像だけ見て、診断する医療機関」がほとんどなのが実情です。
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