交通事故慰謝料、整骨院での治療費もしっかり請求!後悔しないための請求方法|広島県福山市の整骨院・整体院なら寺岡はりきゅう接骨院

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交通事故慰謝料、整骨院での治療費もしっかり請求!後悔しないための請求方法

交通事故に遭い、整骨院での治療を考えている方、そして慰謝料請求について不安を抱えている方にとって、この記事は必ずお役に立ちます。

交通事故後の整骨院治療と慰謝料請求は密接に関係しており、適切な手続きを行うことで、治療費の負担を軽減し、正当な補償を受けることができます。

この記事では、整骨院での交通事故治療費用の相場、慰謝料請求の手順、保険会社との交渉のポイント、よくあるトラブルと対処法など、知っておくべき情報を網羅的に解説します。

むち打ち症や骨折、打撲など、症状別に治療費用の目安や治療期間による費用の変化も具体的に示し、自賠責保険と任意保険の違いについても分かりやすく説明します。

これを読めば、交通事故後の整骨院治療と慰謝料請求に関する疑問が解消され、安心して治療に専念し、適切な補償を受けるための道筋が明確になります。

交通事故に遭ってしまい、どうすれば良いか分からない、そんな不安を解消し、スムーズな手続きを進めるための知識を、ぜひここで身につけてください。

1. 交通事故後の整骨院治療と慰謝料請求の関係

交通事故に遭い、体に痛みや違和感を感じた場合、医療機関での適切な治療が不可欠です。

多くの場合、整形外科が選択肢となりますが、整骨院でも交通事故による怪我の治療を受けることができます。
そして、その治療費は慰謝料請求の対象となります。

交通事故後の慰謝料請求において、整骨院での治療費が認められるためには、治療と事故との因果関係が明確であることが重要です。

そのため、事故直後に痛みを感じた場合は、速やかに整骨院を受診し、診断書を作成してもらうことが大切です。

また、事故発生状況や症状を詳しく伝えることで、より正確な診断と適切な治療を受けることができます。

整骨院での治療は、医療機関である整形外科での治療と同様に、慰謝料請求の対象となります。

慰謝料には、治療費以外にも、通院交通費、休業損害、慰謝料などが含まれます。
これらの項目を適切に請求することで、事故による経済的負担を軽減することができます。

整骨院での治療費は、自賠責保険、任意保険のどちらからも請求することができます。
自賠責保険は、被害者救済を目的とした強制保険であり、最低限の補償を受けることができます。

一方、任意保険は、自賠責保険では補償されない範囲もカバーできるため、より手厚い補償を受けることができます。
交通事故後の治療は、早期回復と後遺症予防のために非常に重要です。

整骨院では、手技療法や物理療法など、患者さんの状態に合わせた適切な治療を提供しています。

交通事故による怪我は、早期に適切な治療を行わないと、後遺症が残ってしまう可能性もあります。
そのため、少しでも痛みや違和感を感じたら、すぐに整骨院を受診し、専門家のアドバイスを受けることが大切です。

整骨院での治療
交通事故による怪我の治療が可能。手技療法、物理療法など患者に合わせた治療を提供。 
慰謝料請求
治療費、通院交通費、休業損害、慰謝料などが含まれる。
自賠責保険
被害者救済を目的とした強制保険。最低限の補償を受けることが可能。
任意保険
自賠責保険では補償されない範囲もカバー。より手厚い補償を受けることが可能。

後遺症が残ってしまった場合、後遺障害等級認定を受けることで、適切な補償を受けることができます。

後遺障害等級は、1級から14級までの等級があり、等級に応じて慰謝料や逸失利益などが支払われます。
後遺症が残ってしまった場合は、専門家に相談し、適切な手続きを行うことが重要です。

交通事故に遭ったら、まずは警察に連絡し、その後、速やかに整骨院を受診しましょう。
そして、保険会社とのやり取りや慰謝料請求の手続きは、専門家である弁護士に相談することで、スムーズに進めることができます。

交通事故に遭った際は、一人で抱え込まず、専門家のサポートを受けることをおすすめします。

2. 整骨院での交通事故治療費用の相場

交通事故後の治療費は、ケガの程度や治療期間、通院する整骨院によって異なります。
そのため、一概に「いくら」と断定することはできません。

しかし、ある程度の目安を知ることで、治療費に関する不安を軽減し、適切な治療計画を立てることができます。

この章では、類型別、治療期間別で治療費の相場を解説し、費用の変化に影響する要因についても詳しく説明します。

2.1 類型別に見る治療費用の目安

交通事故で多く見られるケガの類型別に、治療費の目安を見ていきましょう。
あくまで目安であり、実際の費用は症状の重さや治療内容によって変動することをご理解ください。

2.1.1 むち打ち症の場合

むち打ち症は、交通事故で最も多いケガの一つです。症状が軽度の場合、1回あたり4,000円~7,000円程度が相場です。
症状が重度化したり、慢性化した場合は、電気治療や牽引療法などの施術が必要となり、費用も高くなる傾向があります。
1ヶ月あたり10万円を超える場合もあります。

2.1.2 骨折・脱臼の場合

骨折や脱臼は、比較的重症なケガに分類されます。

固定やリハビリテーションが必要となるため、治療費も高額になる傾向があります。
初期治療で数万円、その後も1ヶ月あたり数万円~10万円程度かかる場合もあります。

骨折や脱臼の部位や程度によって費用は大きく変動します。

2.1.3 打撲・捻挫の場合

打撲や捻挫は、比較的軽度なケガですが、適切な治療を行わないと後遺症が残る可能性があります。
1回あたり3,000円~6,000円程度が相場です。
患部の状態や治療内容によっては、電気治療やテーピングなども行われ、費用が加算される場合があります。

2.2 治療期間による費用の変化

治療期間が長引くほど、治療費の総額は増加します。
治療期間は、ケガの程度や症状の回復状況、患者の体質などによって大きく左右されます。
また、同じケガでも、早期に適切な治療を開始することで、治療期間を短縮し、費用を抑えることができる場合もあります。

以下の表は、治療期間と費用の関係の目安です。症状や治療内容によって変動することをご了承ください。

治療期間
費用の目安(むち打ち症の場合)
費用の目安(骨折・脱臼の場合)
費用の目安(打撲・捻挫の場合)
1ヶ月
4万円~7万円
5万円~10万円
3万円~6万円
3ヶ月
12万円~21万円
15万円~30万円
9万円~18万円
6ヶ月
24万円~42万円
30万円~60万円
18万円~36万円

上記はあくまで目安です。

交通事故の状況や、施術内容、通院頻度によって費用は大きく変動します。
詳しい費用については、実際に整骨院に相談し、見積もりを取ることをおすすめします。

3. 交通事故慰謝料の種類と整骨院での治療費が含まれる項目

交通事故に遭い、整骨院で治療を受ける場合、慰謝料請求について理解しておくことが大切です。
慰謝料には様々な種類があり、整骨院の治療費がどの項目に含まれるのかを把握することで、適切な請求を行うことができます。

3.1 自賠責保険と任意保険における慰謝料の違い

交通事故の慰謝料請求には、自賠責保険と任意保険の2種類が関わってきます。
それぞれで慰謝料の範囲や請求方法が異なるため、違いを理解しておく必要があります。

項目
自賠責保険
任意保険
対象
交通事故の被害者全員
任意保険に加入している場合の被害者、および加害者
請求
加害者または加害者側の保険会社へ
契約している保険会社へ
慰謝料の範囲
治療費、通院交通費、休業損害、慰謝料など、法律で定められた範囲
自賠責保険で補償されない範囲、精神的苦痛に対する慰謝料など
整骨院の治療費
対象となる
自賠責保険の上限を超えた部分も対象となる場合がある

自賠責保険は、交通事故の被害者に対して最低限の補償を行うための強制保険です。整骨院での治療費も、法律で定められた範囲内で請求できます。一方、任意保険は、自賠責保険ではカバーされない損害を補償する任意加入の保険です。自賠責保険の上限を超えた治療費や、精神的苦痛に対する慰謝料なども請求できる場合があります。

3.2 慰謝料請求の対象となる損害項目

交通事故の慰謝料請求では、様々な損害項目が対象となります。整骨院での治療費は、主に以下の項目に含まれます。

治療費:整骨院での施術費用、検査費用、投薬費用などが含まれます。

通院交通費:整骨院への通院にかかった交通費(電車賃、バス代、タクシー代、ガソリン代、駐車場代など)が対象となります。
公共交通機関を利用した場合の実費、自家用車を利用した場合は距離に応じて算定されます。

休業損害:交通事故によって仕事を休まざるを得なくなった場合、その間の収入の減少分を請求できます。
自営業者やパート、アルバイトの方も対象となります。

慰謝料:交通事故による精神的苦痛(身体の痛み、通院の負担、日常生活の不便さなど)に対する賠償金です。
通院日数や治療期間、後遺障害の有無などを考慮して算定されます。
整骨院での治療による痛みや不快感も慰謝料算定の対象となります。

これらの損害項目を適切に請求することで、交通事故による損害を少しでも軽減することが可能です。
請求できる項目をしっかりと把握し、漏れのないように請求することが重要です。

4. 整骨院での交通事故治療における慰謝料請求の手順

交通事故に遭い、整骨院で治療を受ける場合、適切な手順で慰謝料請求を行うことが重要です。
治療開始から示談交渉に至るまで、スムーズに手続きを進めるためのポイントを解説します。

4.1 治療開始から示談交渉までの流れ

交通事故後の慰謝料請求は、大きく分けて以下のステップで進みます。
警察への連絡:事故発生後、速やかに警察へ連絡し、交通事故証明書を発行してもらいましょう。
これは慰謝料請求に不可欠な書類です。

整骨院での治療開始:痛みや違和感を感じたら、速やかに整骨院を受診しましょう。
交通事故が原因であることを明確に伝え、診断書を作成してもらうことが重要です。
自己判断で治療を中断せず、症状が改善するまで継続的に通院しましょう。

保険会社への連絡:事故状況や治療状況を保険会社に報告します。
示談交渉をスムーズに進めるために、正確な情報を伝えるように心がけましょう。

必要書類の収集:診断書、医療費の領収書、交通事故証明書など、慰謝料請求に必要な書類を揃えます。
これらの書類が不備していると、請求手続きが遅れる可能性があります。

示談交渉:保険会社と示談交渉を行います。慰謝料の金額や支払い方法などについて、納得のいくまで話し合いましょう。
示談内容に納得できない場合は、弁護士に相談することも検討しましょう。

4.2 必要な書類と準備

慰謝料請求には、様々な書類が必要となります。事前に準備しておけば、スムーズな手続きが可能です。

4.2.1 診断書

整骨院で発行される診断書は、ケガの程度や治療期間を証明する重要な書類です。

後遺障害等級認定の申請にも必要となるため、正確な内容が記載されているか確認しましょう。
完治していない場合は、症状固定時に改めて診断書を作成してもらう必要があります。

4.2.2 医療費の領収書

整骨院での治療費の領収書は、慰謝料請求の際に必要となります。領収書は大切に保管し、紛失しないように注意しましょう。
再発行が難しい場合もあります。

4.2.3 交通事故証明書

交通事故証明書は、事故の状況や当事者の情報を証明する公的な書類です。
警察署で申請することで取得できます。示談交渉や訴訟に必要となるため、必ず取得しておきましょう。

これらの書類に加えて、事故状況を記録した写真やメモなども証拠として役立ちます。事故直後から記録を残しておくことを心がけましょう。

書類名
入手先
注意点
診断書
治療を受けた整骨院
症状固定時に再度取得
医療費の領収書
治療を受けた整骨院
紛失に注意、大切に保管
交通事故証明書
警察署
事故発生後、速やかに申請

上記の手順と必要書類を理解し、適切な対応を取ることで、交通事故後の整骨院治療における慰謝料請求をスムーズに進めることができます。
不明点があれば、専門家へ相談することをおすすめします。

5. 整骨院での治療費を慰謝料請求に含める際の注意点

交通事故後の治療費を慰謝料請求に含める際、整骨院での治療を選択した場合、いくつかの注意点があります。
これらを理解しておくことで、スムーズな請求手続きと適切な補償獲得につながります。

5.1 保険会社との交渉のポイント

保険会社との交渉は、慰謝料請求において重要なステップです。整骨院の治療費に関しても、適切な主張を行う必要があります。


治療の必要性と妥当性を明確に説明することが大切です。
事故との因果関係、治療内容、期間、費用について、詳細な記録を保持し、保険会社に提示できるように準備しましょう。

交通事故治療に精通した整骨院を選ぶことで、より専門的な見解を伝えることができます。
また、後日のトラブルを防ぐため、治療経過や費用に関するやり取りは書面で行うことが推奨されます。

示談内容を慎重に確認することも重要です。

示談書にサインする前に、内容を十分に理解し、不明点があれば確認しましょう。

一度示談が成立すると、後から変更することは困難です。
疑問があれば、専門家に相談することを検討しましょう。

交渉のポイント
具体的な行動
治療の必要性と妥当性を説明
事故との因果関係、治療内容・期間・費用を記録し、保険会社に提示する
交通事故治療に精通した整骨院を選ぶ
専門的な見解を保険会社に伝えるため
治療経過や費用に関するやり取りを書面で行う
後日のトラブル防止のため
示談内容を慎重に確認
不明点があれば確認し、理解した上でサインする
疑問があれば専門家に相談
適切なアドバイスを受ける

5.2 弁護士への相談のメリット・デメリット

交通事故の慰謝料請求において、弁護士に相談するメリットは多くあります。

専門的な知識と経験を持つ弁護士は、適切なアドバイスを提供し、交渉をサポートしてくれます。

特に、保険会社との交渉が難航している場合や、後遺障害が残った場合などは、弁護士のサポートが大きな力となります。
また、書類作成や手続きの負担を軽減できる点もメリットです。

一方で、弁護士に依頼する際には費用が発生します。
相談料や着手金、成功報酬などがかかるため、費用負担を考慮する必要があります。

また、弁護士に依頼したからといって必ずしも高額な慰謝料が得られるとは限りません。
事案の状況によっては、弁護士費用の方が高額になる可能性もあります。

メリット
デメリット
専門家のアドバイスとサポートを受けられる
費用負担が発生する
交渉や手続きの負担を軽減できる
必ずしも高額な慰謝料が得られるとは限らない

弁護士への相談は、交通事故の状況や自身の状況に応じて判断する必要があります。
無料相談などを利用して、弁護士に相談するメリット・デメリットを比較検討し、適切な判断をしましょう。

6. 交通事故慰謝料の計算方法と整骨院治療費の算入

交通事故に遭い、整骨院で治療を受けた場合、その治療費は慰謝料請求に含まれるのでしょうか?
慰謝料はどのように計算されるのでしょうか?
この章では、交通事故慰謝料の計算方法と、整骨院治療費がどのように算入されるのかを詳しく解説します。

6.1 慰謝料計算の基礎知識

交通事故の慰謝料には、大きく分けて自賠責保険と任意保険の2種類があります。

自賠責保険は法律で加入が義務付けられている保険で、最低限の補償が受けられます。
一方、任意保険は個人が任意で加入する保険で、自賠責保険ではカバーされない範囲の損害も補償されます。

慰謝料の計算方法は、主に以下の2つの基準が用いられます。

自賠責保険基準:治療期間や通院日数に基づいて計算される、比較的簡易な計算方法です。
1日あたり4,300円の慰謝料が支払われます(令和2年4月1日以降の事故)。

任意保険基準(弁護士基準):弁護士が介入した場合に用いられる計算方法で、自賠責基準よりも高額な慰謝料が得られる可能性があります。
通院日数に加え、事故の態様や後遺障害の有無なども考慮されます。
1日あたり4,300円を基準に、通院期間や後遺障害の等級に応じて算出されます。

どちらの基準を用いるかは、被害者の状況や希望によって異なります。
弁護士に相談することで、適切な基準を選択し、より高額な慰謝料獲得を目指せる可能性があります。

6.2 整骨院治療費が慰謝料に与える影響

整骨院での治療費は、慰謝料とは別に損害賠償として請求できます。
損害賠償には、治療費以外にも、交通費、休業損害、雑費などが含まれます。
整骨院の治療費が慰謝料計算に直接影響を与えることはありませんが、治療期間や通院日数は慰謝料計算の重要な要素となります。
そのため、整骨院での適切な治療と通院記録は、慰謝料請求において非常に重要です。

項目
内容
治療費
整骨院での施術費用、テーピング代、電気治療費などが含まれます。
交通費
整骨院への通院にかかった電車代、バス代、タクシー代、ガソリン代などが含まれます。公共交通機関を利用した場合は領収書、自家用車の場合は距離に応じて計算されます。
休業損害
交通事故によって仕事を休まなければならなくなった場合、その間の収入の減少分を請求できます。パート、アルバイト、自営業の方も対象となります。

これらの損害賠償は、自賠責保険、任意保険のどちらからも請求できます。
保険会社との交渉がスムーズに進まない場合は、弁護士に相談することをおすすめします。

7. 交通事故慰謝料請求でよくあるトラブルと対処法

交通事故の慰謝料請求は、慣れない手続きや専門用語が多く、トラブルに発展することも少なくありません。
適切な対処をするために、よくあるトラブルと対処法を理解しておきましょう。

7.1 保険会社との交渉が難航する場合の対処法

保険会社との交渉がスムーズに進まないケースは多くあります。
保険会社は自社の利益を守るため、慰謝料を低く抑えようとする傾向があるからです。
主なトラブルと対処法は以下の通りです。

トラブル
対処法
提示された慰謝料額に納得できない
示談に応じる前に、必ず相場を確認しましょう。弁護士や交通事故相談センターなどに相談し、適正な慰謝料額を把握することが重要です。過去の判例を参考に提示することも有効です。
治療期間や通院頻度を制限される
症状が改善するまで、必要な治療を受ける権利があります。医師の診断書や施術内容を明確に記録し、保険会社に伝えましょう。必要に応じて、セカンドオピニオンを求めることも検討しましょう。
整骨院での治療費を認められない
整骨院での治療も慰謝料請求の対象となります。領収書や診断書、施術内容を詳細に記録し、保険会社に提出しましょう。それでも認められない場合は、弁護士に相談することをお勧めします。
保険会社からの連絡が遅い、対応が悪い
連絡日時や内容を記録しておきましょう。対応が改善されない場合は、監督官庁である金融庁に相談することも検討しましょう。

7.2 治療期間や慰謝料額に関するトラブル

治療期間や慰謝料額についても、トラブルが発生しやすいポイントです。
適切な知識を持って対応することが重要です。

トラブル
対処法

後遺障害等級認定が適切でない
異議申し立ての手続きを行い、適切な等級認定を受けられるよう努めましょう。
専門家である弁護士に相談し、サポートを受けることが重要です。

治療費や休業損害の支払いが不十分
領収書や源泉徴収票などの証拠書類を保管し、損害額を明確に主張しましょう。
必要に応じて、弁護士に相談し、法的措置を検討することも可能です。

示談後に症状が悪化した
示談後であっても、症状が悪化した場合は再交渉が可能です。
新たな診断書などを用意し、保険会社に連絡を取りましょう。

交通事故の慰謝料請求は、複雑で困難な場合もあります。
一人で抱え込まず、専門家である弁護士や交通事故相談センターに相談することで、スムーズな解決につながる可能性が高まります。
早めの相談が、あなたの権利を守る上で重要です。

8. 交通事故に遭ったら?接骨院での治療と慰謝料請求に関するQ&A

交通事故後の対応や整骨院での治療、慰謝料請求について、よくある疑問にお答えします。

8.1 Q. 交通事故後、すぐに整骨院に通院しても大丈夫?

はい、大丈夫です。

交通事故後は、できるだけ早く医療機関を受診することが重要です。
体に痛みや違和感を感じたら、すぐに整骨院を受診しましょう。
早期の治療開始は、症状の悪化を防ぎ、スムーズな回復につながります。

整形外科での検査も重要ですが、整骨院では、画像診断では判別しにくい筋肉や靭帯の損傷など、痛みの根本原因にアプローチした治療が可能です。

交通事故によるケガは、後から症状が現れることも少なくありません。
少しでも不安があれば、まずは整骨院に相談することをおすすめします。

8.2 Q. 接骨院の治療費は全額請求できるの?

必ずしも全額請求できるとは限りません。
自賠責保険や任意保険でカバーされる範囲内で請求できます。
治療費の相場は、ケガの程度や治療期間によって異なります。

また、保険会社によっては、接骨院での治療費の支払いに制限を設けている場合もあります。

そのため、事前に保険会社に確認し、治療費がどの程度カバーされるのかを把握しておくことが大切です。
示談交渉の際には、治療費の明細をしっかりと提示し、正当な金額を請求しましょう。

8.3 Q. 後遺症が残った場合の慰謝料はどうなるの?

後遺症が残った場合は、後遺障害等級に応じて慰謝料が増額されます。

後遺障害等級は、1級から14級までの等級があり、等級が高いほど、慰謝料も高額になります。
後遺障害等級の認定を受けるためには、医師の診断書が必要となります。

後遺症が残る可能性がある場合は、早めに専門家(弁護士など)に相談し、適切なアドバイスを受けることが重要です。

8.4 Q. 交通事故後の接骨院選びで注意すべき点は?

交通事故後の治療に対応している接骨院を選ぶことが重要です。
具体的には、以下の点をチェックしましょう。
項目
内容
交通事故治療の経験
交通事故治療の実績が豊富で、むち打ち症などの専門知識を持つ施術者がいるかを確認しましょう。
保険会社との対応
保険会社とのやり取りに精通している接骨院であれば、治療費の請求手続きもスムーズに進みます。
通院の利便性
自宅や職場から通いやすい場所にある接骨院を選ぶと、治療を継続しやすくなります。 

設備・環境
清潔で、最新の治療機器を備えた接骨院を選ぶことで、より効果的な治療が期待できます。
その他
他の患者さんの口コミや評判も参考に、信頼できる接骨院を選びましょう。

8.5 Q. 自分で保険会社と交渉するのは難しい?

交渉に慣れていない方にとっては、難しい場合もあります。

保険会社は、自社の利益を守るために交渉を進めてきます。
そのため、一般の方が適切な慰謝料を獲得するためには、専門的な知識が必要となる場合もあります。

交渉に不安がある場合は、弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士は、法律の専門家として、あなたの権利を守り、適切な慰謝料を獲得するためのサポートをしてくれます。

8.6 Q. 接骨院と併せて他の医療機関を受診しても良い?

はい、問題ありません。
接骨院での治療と並行して、整形外科や他の医療機関を受診することも可能です。

それぞれの医療機関の得意分野を活かし、相乗効果によってより効果的な治療を目指すことができます。

例えば、接骨院では、手技療法による痛みの緩和や機能回復を、整形外科では、画像診断による精密検査や投薬治療を受けるといったように、それぞれのメリットを組み合わせることが可能です。

8.7 Q. 交通事故の治療費や慰謝料は、どのくらいの期間で支払われるの?

治療費や慰謝料の支払われる時期は、ケースによって異なります。

治療が終了し、示談交渉が成立した後に支払われるのが一般的です。
示談交渉は、保険会社との間で行われ、示談内容に合意すれば、示談金が支払われます。

示談交渉の期間は、ケースの複雑さによって異なり、数週間から数ヶ月かかる場合もあります。
治療費については、治療期間中に保険会社に請求することで、分割で支払われる場合もあります。

9. まとめ

交通事故に遭い、接骨院で治療を受ける場合、慰謝料請求を適切に行うことが重要です。

この記事では、接骨院での治療費を慰謝料請求に含める方法、手順、注意点、よくあるトラブルなどを解説しました。

交通事故後の接骨院治療と慰謝料請求は密接に関係しており、治療費用の相場は類型や治療期間によって変動します。

むち打ち症、骨折・脱臼、打撲・捻挫など、症状によって費用は異なり、治療期間が長引くほど費用も増加する傾向にあります。
慰謝料には自賠責保険と任意保険があり、それぞれ保障内容が異なります。

慰謝料請求の対象となる損害項目には、治療費、通院交通費、休業損害などがあります。
整骨院での治療費もこれらの項目に含まれ、請求することができます。

慰謝料請求の手順は、治療開始から示談交渉までの一連の流れを理解しておく必要があります。
診断書、医療費の領収書、交通事故証明書などの必要書類を準備し、保険会社との交渉を進めます。

保険会社との交渉が難航する場合は、弁護士に相談することも有効な手段です。慰謝料の計算方法は複雑で、整骨院治療費が慰謝料に与える影響も考慮しなければなりません。

交通事故に遭った場合は、速やかに接骨院に通院し、適切な治療を受けることが大切です。
治療費は原則として全額請求できますが、保険会社との交渉によっては減額される可能性もあります。

後遺症が残った場合は、後遺障害等級認定を受け、適切な慰謝料を請求しましょう。
この記事を参考に、交通事故後の整骨院治療と慰謝料請求をスムーズに進め、適切な補償を受けてください。