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急性腰痛(いわゆるギックリ腰)
いわゆるギックリ腰(別名 魔女の一撃!)とは突然、腰に激しい痛みが起こるものをいいます。
そのほとんどは 命にかかわる とか急を要するものではありませんが、まれに危険な病気が原因のこともありますので、その見極めが大事です。
しかし、ほとんどのギックリ腰は一週間以内に通常生活に戻れますから心配ありません。
とは言っても、あの辛さは経験した人でなくてはわからないでしょう。(経験者は語る、しかも2回も!)
ギックリ腰(急性腰痛)はちょっとしたきっかけや、時としてなにも誘因は見当たらないのに突然やってくる
ギックリ腰の多くは、「ちょっと咳をしただけ」「くしゃみを連発したら」「人に呼ばれて振り向いた時に」
など そんな事で?という原因でなります。
一般に想像するように、重いものを持ったときや無理な体勢を取った時でなくても充分起こりえるのです。
しかし、共通しているのは、その根底には「全身の筋肉疲労」というものが存在します。
ですが、直接の原因としては、腰椎椎間関節のねんざや靭帯の損傷、腰の筋肉の肉離れが多いのです。
腰椎椎間板ヘルニアが原因のケースもあります。
ギックリ腰の症状
●痛みが強くて、動けなくなる●歩行困難になる
●椅子から立つのがつらい
などです。
痛みは強いが原因が危険な病気にあるもの
●椎体骨折●脊椎腫瘍
●化膿性脊椎炎
●椎間板ヘルニアによる神経障害
●強直性脊椎炎
●子宮内膜症
●産後の腰痛(出産後母体症候群)
●子宮外妊娠
●大動脈解離
●胃十二指腸潰瘍穿孔によるもの
●急性膵炎
●尿管結石
●腎盂腎炎
など、まだまだありますが代表的なものを挙げてみました。
以上のような危険な病気を見逃さないことが重要です。
腰痛一般に言えることですが、全部が全部、腰に原因があるとは限らないという事です。
大動脈破裂や、消化器、女性器官などの重大な疾病が原因かもわからないということです。
もしも
・どんな姿勢をとっても痛みが変わらない
・熱が出た
・冷や汗(脂汗)が出る
などの症状がある場合は規模が大きな医療機関にかかってください。ギックリ腰になった場合、どうするか?
まずは安静、、、動くのも激痛なのに無理に医療機関に行かないほうが良いです。72時間は炎症が続くのが普通ですから、一番楽な姿勢を見つけて患部(痛いところ)を氷で冷やしましょう。(アイシング)
暖かい部屋でナイロン袋に氷と水を少し入れて患部に直接20分くらい当ててください。
冷たくて我慢できなければ、一枚ハンカチかタオルをかましてもいいですが、なるべく直接が望ましいです。
それを二時間おきに繰り返して、動けるようになってから医療機関にかかりましょう。
ただし、さきほど述べたようにどんな姿勢でも痛みが軽減しなかったり、発熱した場合などは早く専門医にみてもらってください。
普通のギックリ腰なら、72時間もすぎると、かなり楽になってくるはずです。
そのまま痛みがおさまってしまうこともあるでしょう。
しかし、いつまでも安静にしていてはいけません。
最近の研究ではあまり安静にしすぎるのはかえって、回復を遅らせるという事が分かってきました。
動けるようになったら、積極的に歩行などをしたほうが、回復を早めるのです。
また、繁雑にギックリ腰を繰り返す人は、私の経験上、骨盤のゆがみが見られることが多いようです。
一度、骨盤矯正を受けられたらいかがでしょうか。
少しでも動けるようになったら、福山市の寺岡はりきゅう接骨院にお越しください。
ボキボキひねったりせず、理にかなった方法で、骨盤矯正することにより、回復を促します。
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